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防衛庁省昇格法案と教育基本法改定法案が成立しました。

福島みずほ メルマガより

■ 本当に悔しい ■

本日12月15日、参議院本会議で、防衛庁省昇格法案と教育基本法改定法案が
成立しました。

防衛庁省昇格法案に民主党も賛成したことは、本当に残念です。
今国会は、悪法二法が成立した歴史に残るひどい国会です。

本当に悔しいです。

教育という、子どもについての大事な問題を強行採決したことは許せません。
教育基本法を変えければならない理由はありません。
総理自身も、教育基本法改定法案がいじめなどの問題の解決にならないことを認めています。

教育基本法改定法案の最大の問題点は、「子どものための教育」から
「国家のための教育」に教育を切り替えてしまうことにあります。

文部科学大臣は、教育基本法改定法案を自民党新憲法草案との整合性を考えて作ったと
答弁をしています。
日本国憲法にも合致しているとも答弁していますが、それは全くの詭弁です。

なぜなら日本国憲法と自民党新憲法草案は百八十度違うのです。

日本国憲法と教育基本法は、名宛人を国家としています。
日本国憲法は、国民の基本的人権を尊重するために、
「国家に対して」人権侵害をしないための仕組みをとっています。
だから「主権者である国民」が「憲法を守れ」と国家や大臣などに対して言っているのです。

近代憲法は、この立憲主義に立脚しています。
一方、自民党新憲法草案と教育基本法改定法案は、その反対で、国家が国民に対して介入し、
統制ができるような仕組みになっているのです。
日本国憲法は最高法規なのだから、教育基本法は、この憲法にのみ合致するように作るべきです。

政府は、教育基本法改定法案17条で教育振興基本計画を作り、
それを受けて地方公共団体が基本的な計画を作ることになります。
環境整備だけならいいけれど、中央集権的な統制になるのではと大きな危惧を持っています。


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